エギの選び方について
エギングのエギの種類は号数とカラーを組み合わせれば数えきれない程の種類があり、とても一通り揃えるなんてことは不可能です。
そんな中でエギを選ぶのに、何か基準が欲しいと思いませんか?
これからエギングを始めるのにどのエギを用意すれば良いか分からない人も多いと思います。
そこで、エギを選ぶ時の基準を作ってしまいましょう。
ここではシンプルに、これだけを考えてエギを用意すればいいという基準を紹介します。
プロの方や、エギングのベテランの方の考えとは違う部分があると思いますが、まずはこれだけ考えてエギを用意して、とりあえず釣りに出かけましょう。
・エギの号数の選び方
まずはエギのサイズ、号数の選び方の基準を作りましょう。
一番分かり易い基準が、
「季節によって号数を決める」
です。
アオリイカの寿命は1年なので、季節によっての成長速度は個体差はあるものの、概ね一緒です。
みんな一緒に成長するよ。
アオリイカが小さい季節は小さいエギを、大きくなってくる季節には大きいエギを使う。
この基準が理にかなって分かり易いと思います。
具体的にいうと
・アオリイカの小さい秋シーズン・・・3号
・少し大きくなる冬シーズン・・・・・3.5号~4号
・大物の釣れる春シーズン・・・・・・4号~4.5号
といった感じです。
これなら分かり易く、迷うことは無いと思います。
さらに言うなら、もっと数を抑えたい場合は3号と3.5号を用意しておけばとりあえずOKです。
次の項での話になりますが、基準より小さいエギを使うメリットも確かにあるので、少ないエギで勝負する場合は3号と3.5号です。
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・エギの号数の使い分け
とりあえずの基準でエギを用意出来たら、まずは釣りに出かけましょう。
その中で、「基準のエギでどうしても釣れない」、「反応が悪い」というシチュエーションも出てくると思います。
今日は気分がのらないなー。
そんな時に役立つ、使い分けの基準を紹介します。
こちらも非常にシンプルで、
「号数を下げてみる」
これだけです。
この理由は、小さいエギが釣れるという意味ではなく、沈下速度を落とすと釣れる可能性があるからです。
小さいエギは大きいエギよりもゆっくり沈下します。
お?ゆっくり沈むやつがいるな?
イカがエギを見て、抱くかどうか迷っているような時は、ゆっくり沈下するエギの方が魅力的に映るようです。
実際の釣り場で渋いなと思ったら、とりあえず号数を下げてみる手をおススメします。
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・エギのカラーの選び方
号数の次はカラーの選び方です。
エギのカラーは複雑で、表面のカラーと下地のカラーの組み合わせで出来ています。
表面のカラーだけでも迷うのに、下地のカラーまで考慮しなければいけないなんて、無理ゲーですよね?
そこで、カラーについても迷わず選べる基準を作ってしまいましょう。
ここで紹介する基準は、
「人間の目から見て、見やすいカラー」
になります。
え?イカにどう見えるかじゃないの?
見やすいというのは、水中にエギがある時に、なるべく遠くでもエギの動きが確認できるという意味です。
エギの動きが目に見えるというのは、実は大きな武器になり得ます。
特に秋のサイトフィッシング(見えイカを狙う釣り)や、初心者のうちはエギがイメージ通りに動いてくれているかを確認しながら釣ることが大切です。
プロの方や、ベテランの方には関係ない話かも知れませんが、自分のイメージと実際のエギの動きが全然違うことはよくあります。
せっかくイカがいても、エギをしっかりアクションさせることが出来なければ、イカはエギを抱いてくれません。
もっとしっかり動かして!
エギの動きを把握するため、エギの動きが見える状況で釣りをすることが、上達への近道になります。
そのためイカにどう見えるかの前に、自分が見易いと思うカラーを選び、エギを見ながら釣りをしてみましょう。
具体的に見易いカラーは、ピンクやオレンジになります。
エギのカラーで迷ったら、まず派手で目立つカラーを選びましょう。
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・まとめ
冒頭でも書いているように、エギの号数とカラーの組み合わせは多種多様です。
ここで紹介した基準は、特にこれからエギングを始める初心者の方向けです。
あれこれ悩むより、サッと準備を終わらせて実際の釣りに出かける方が上達が早いと思います。
たくさんのエギの中から、自分に合うエギを探す楽しみを否定するつもりはありません。
実際にイカと対峙して、自分の肌で感じ取った経験から次のエギを選んでいけばいいと思っています。
まずはここで紹介したシンプルな基準でエギを準備して、これからの秋シーズンのアオリイカをゲットしましょう。
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