初心者でも簡単に釣れる!目指せドラゴン!タチウオジギングの基本・始め方

太刀魚 準備と魚の釣り方

タチウオジギングについて

・これからタチウオジギングを始める方。

・タチウオジギングで上手く釣れなかった方。

ここではタチウオの生態からタチウオジギングに必要な道具釣るときに気を付けること等、それぞれ紹介していきます。

タチウオジギングとは?

エサ釣りテンヤ釣りが多いタチウオ釣り。

その中で近年ブームになりつつあるのが、沖の船からルアーでタチウオを釣る「タチウオジギング」です。

その小さい口からは想像しにくいですが、大きなジグでも簡単に釣ることができます。

是非最後まで読んでみて、参考にしてみて下さい。

・タチウオの基本情報

太刀魚

タチウオ(太刀魚)は一年を通して釣れる魚ですが、一般的な釣期は9月~12月ごろまで。

産卵期は4月~11月と、比較的長いため、釣れるタチウオの中には抱卵したメスもよく含まれます。

その厳つい顔の通り、小魚を主に食するフィッシュイーターです。

タチウオは夜行性で、一般的には昼よりものほうが釣れると言われています。

岸からでも釣れますが、多くのタチウオが生息するのは水深50m~100mの深場です。

岸から釣るのであれば、エサとなるイワシ等の小型回遊魚の動きに合わせて接岸してきたタイミングを狙います。

日中は沖の深場に潜んでいますが、この時もエサを追って食べています。

晩秋には90㎝から1mを超えるサイズが釣れるようになり、このサイズを釣り人の間では「ドラゴン」と呼びます。

かっこいいでしょ!

タチウオの体表にはが無く、捌いて食べる時にも調理しやすい、食べるのにも適した魚です。

鮮度が高ければ刺身でも食べられますし、一般的な調理法は塩焼きが多いです。

簡単に釣れておいしい魚、それがタチウオです。

・タチウオジギングの釣り方

幸徳丸さんの船

タチウオジギングの基本はジャーク&フォールです。

多くのアタリがフォール時に集中するため、アタリが来たら急いで糸弛みをとって合わせましょう。

活性が高いとジャークでも食ってきますが、あまり大きなジャークはタチウオには向きません。

小さめのゆっくりとしたジャークで誘いましょう。

あまり速いのは苦手なんだよ。

狙いタナは船長さんが指示してくれるので、タナの上のほうからサミングで落として食わすのもアリです。

タチウオは目が良い魚なので、時々ロングフォールを混ぜたりしながら、ジグを見切られないように工夫して釣りましょう。

・タチウオジギングのタックル

・ロッド

タチウオジギングのロッドはライトジギング用を流用することも出来ますが、出来れば専用のものがベストです。

専用のロッドはジグをスライドさせすぎないように、反発力を抑えて作ってあります。

ロッドの長さは6ft~7ft

対応ジグのウェイトは150g~200g程度を想定しましょう。

・リール

リールはベイトリールを使用します。

サイズは150番~300番程度。

ラインのマーカーでタナを測るのもいいですが、デジタルカウンター付きのリールがあれば圧倒的に有利です。

フォールでのアタリから素早くフッキングするために、ギアはハイギアが必須です。

・ラインシステム

使用するラインはPEラインの0.8号~1.5号程度。

遊漁船によってはオマツリを避けるためにラインの太さを制限している場合もありますので、船長さんに確認して下さい。

リーダーはフロロカーボンの4号~6号程度。

長さは3ヒロ程度。

またミスバイトによるラインブレイクを減らすために、リーダーの先にさらに太いリーダー(8号~20号)を結束するのも有効です。

・メタルジグ

使用するメタルジグは150g程度が基本ですが、水深や潮流によって200g~250gのジグも用意しておきましょう。

カラーはゼブラグローピンクパープルが定番です。

ジグの種類はセンターバランスリアバランスの2種類を基本とします。

センターバランスのジグは、フォールする時にヒラヒラとしたアクションで誘います。

リアバランスのジグは、ジャーク時に直進的な動きをするので、差別化して使いましょう。

またリアバランスのジグは投下中にラインがふけにくく、トラブルを回避できる確率が上がります。

タチウオの反応するアクションは日によって偏りがあるので、アタリジグを見極めて釣果に繋げましょう。

日によって反応は違うよ!

下の記事にタチウオジギングでおススメのジグを掲載しています。

是非参考にしてみて下さい。

フックはチラシ針(アシストフック)とトレブルフックがあります。

基本的に底まで落とすことは無いので、根掛かりを気にする必要はありません。

人によって様々ですが、一般的にはフロントにチラシ針リアにトレブルフックで良いでしょう。

慣れてきたら色々試してみるのもいいと思います。

タチウオ用のフックにはバーブ(返し)がありません。

これは手返しを良くする為ですが、タチウオはヒットした後に下から上へ泳ぐ習性があります。

この時にテンションが抜けてしまうとバラシの原因となるので、ヒットしたら一気に巻き切りましょう。

・まとめ

タチウオジギングは群れに当たることが出来れば簡単に釣ることができます。

ジギングに慣れた人ならすぐにコツを掴むことが出来るでしょう。

釣ること自体は簡単なので、目標は「ドラゴン」と呼ばれる1m超えのタチウオですね。

またタチウオは色々な料理があり、捌くのも簡単で食べて美味しい魚です。

歯は鋭いので、釣った時や調理するときには刺さらないように注意しましょう。

下はその他のジギングの記事になります。

是非参考にしてみて下さい。

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